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煮物には欠かせないさといもの特徴や下ごしらえについてご紹介

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秋になると、東北地方を中心に日本の各地で芋煮会が行われますが、そこで使われるのはさといもです。

さといもは豚汁の具材や、筑前煮など、煮て食べることが多い食材ですが、茹でて食べたり、炒め物にしても美味しく召し上がれます。

さといもの特徴や、下ごしらえから料理のレシピについてご紹介しましょう。

さといもの基本情報

さといもはタロイモの仲間で、縄文時代後期頃に日本へ伝わっていることから、稲よりも早く国内へ伝わったと言われています。

栽培方法は簡単な部類になり、温暖で日当たりが良い地域で作られており、国内では千葉県、鹿児島県、宮崎県が主要産地です。

日本では煮物として利用されることが多く、また古くから縁起物として扱われており、正月に食べるお雑煮には欠かせないものとなっています。

さといもの栄養価

さといも100g当たりのカロリーは58kcalと低カロリーであり、食物繊維が豊富に含まれています。

さといもに触れると、表面にぬめりがありますが、マンナンやムチンという成分によるものであり、消化促進や便秘予防に効果的です。

他にもビタミン、ミネラル、タンパク質を含んでいるので、健康的な食材と言えます。

さといもに触れるとかゆくなるその原因

さといもに触れて、手が痒くなった経験がある方が多いかと思いますが、これはシュウ酸カルシウムによるものです。

シュウ酸カルシウムは、さといも洗った時に、細胞が破壊されて針状になるため、これが刺さることで痛みを感じます。

これを防ぐには手袋を使用すると良いですが、さといもに触れる前に、重曹や塩を手にまぶしてください。

それだけで、不快な痛みを予防出来ます。

さといもの下ごしらえ

冷凍技術の発達によって、あらかじめ下処理して、一口大の大きさに切り揃えてあるさといもが市販されています。

品質は悪くないのですが、さといもの風味を活用するには、泥がついたままの状態が一番です。

泥付きのさといもを洗う時は、流水にさらしながらタワシで洗い落としましょう。

洗い終わったら、水分をしっかりと切り、シュウ酸カルシウムが刺さらないように対策が必要です。

包丁で皮をむく時には手袋を着用するのも良いですが、慣れないとケガをしますから、さといもを良く乾かしてからむきましょう。

泥が付着したままの皮をむくのも方法としてはアリです。

皮をむき終わったら、次にぬめりを取り除きましょう。

さといもボウルなどに入れ、塩を手に取って、全体に擦りつけるとぬめりが取れて行きます。

その後は水で洗い流し、鍋にさといもが浸かるくらい水を入れて3分程度茹で、さといも内部のぬめりを取りましょう。

六方さといもの切り方

縁起が良い料理に使われる六方さといもは、見た目がきれいなだけでなく、荷崩れを防ぐ効果を併せ持っています。

さといもは煮物で使うことが多いですから、この機会に六方に切る方法をマスターしましょう。

洗ったさといもの上下を平行になるように切り揃え、丸みに沿って皮をむいていきます。

皮をむく時は、途中で止めてしまうと、段差が出来て見た目が悪くなるので注意しましょう。

上と下の切り口は、六角形になるように皮をむいて行くだけなので、コツを掴めば簡単に出来るようになります。

さといもを使った料理のレシピ

さといもを使った料理と言えば、煮っころがしが思い浮かばないという方もいるでしょう。

もちろん煮物は美味しいですが、他の材料と組み合わせて、焼いたり炒めてもご飯に合うおかずが作れます。

美味しいさといもの煮っころがしの作り方

材料はさといもしか使いませんが、それだけで十分ご飯のお供になります。

使用するさといもの数は、人数によって変動させて構いませんが、4人分の場合をご紹介しましょう。

この場合では、さといもは18個ほど用意し、ここまで解説したように、「洗い」、「六方むき」、「ぬめり取り」まで済ませておきます。

必要な調味料は、だし汁2カップ、みりん大さじ2、砂糖大さじ1、醤油大さじ3です。

作り方

  1. 作る個数に合わせた大きさの鍋を用意しておき、この中にだし汁と調味料を全部入れ、良く混ぜてから、さといもを入れて中火で沸かします。
  2. 煮立ってきたら、弱火にして落しフタをして、さといもに竹串が刺さるまで煮ましょう。(竹串を刺した時の感覚は、すーっと入る感じです。)

火が通ったら、器に盛り付けて完成です。

さといもを豚肉と照り焼きに

たまには違った食べ方をしてみたい時には、豚肉を使って照り焼きにしてみましょう。

大人でも、お子さんでも食べやすいレシピとなっています。

材料は、さといも4個、豚バラ150g、片栗粉少々です。

照り焼きの味付けは、みりんと酒、醤油が大さじ2、砂糖は大さじ1杯と半分程度使います。

作り方

  1. さといもの下処理は説明した通りですが、六角形にする必要はありません。(レンジや茹でるなどして、中まで火を通しておきます。)
  2. 豚肉を食べやすい大きさに切り、それぞれに片栗粉を軽くまぶしましょう。
  3. 照り焼きの調味料は、事前に合わせておきます。
  4. フライパンに油を引いて加熱し、最初に豚肉を焼き、色が変わったところでさといもを加えて軽めに炒めましょう。

そこに調味料を加えて、とろみが出てきたら火を止めて出来上がりです。

皿に移したら、上から刻んだネギを撒くと見栄えが良くなります。

さといもを使ってじゃがバターに

じゃがバターと言えば居酒屋の定番メニューですが、じゃがいもではなく、さといもに置き換えても美味しく食べられます。

材料はさといものみで、5.6個ほど準備しましょう。

調味料は、バター大さじ1、めんつゆ大さじ2、塩こしょう少々です。

作り方

  1. 下処理したさといもは、竹串が通る程度まで茹でておきます。
  2. 加熱したフライパンにバターとさといもを入れ、焼き目が付く程度に炒めましょう。
  3. 焼き目が付いたところで、めんつゆを加え、しっかりと絡めてください。

その後は軽く塩こしょうで味を整えれば完成です。

好みでかつお節を振りかけても良いですし、ちょっとパンチを効かせたい時には、七味を少し足してから食べましょう。

さといもだけでは物足りないという場合には、しめじやエリンギなどキノコ類を一緒に炒めると香りや食感が増します。

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