日本は春夏秋冬の季節がありますが、その季節ごとに食べ頃を迎える野菜があります。
旬を迎えた野菜たちは、さらに美味しく、いつも以上に栄養価が高くなっているのが特徴です。
旬の野菜をさらに美味しく食べるための、簡単レシピをご紹介しましょう。
Contents
春に旬を迎える野菜を使った簡単レシピ
春が旬の野菜と言えば、アスパラガス、キャベツ、たけのこ、たまねぎ、にんじん、菜の花などがあります。
菜の花の煮浸しのレシピ
材料
- 菜の花・・1束
- 調味料・・だし汁1カップ半、白しょうゆ大さじ2杯、みりん大さじ2杯、砂糖大さじ1杯、塩小さじ1杯
作り方
菜の花を美味しくするには、固い茎の部分を切っておく必要があります。
- 鍋に水を入れて火を点けて、沸騰したら塩を一つまみ鍋に加え、菜の花を茹でます。
- この後に加熱した調味料に浸けますから、芯が柔らかいくなる程度に茹でましょう。
- 茹でたら、軽く水にさらして冷まし、しっかりと水気を切ってください。
- すべての調味料を鍋に入れて火を点けて、沸騰して来たところで菜の花を入れたら火を消します。
- 菜の花はそのままの状態で冷ましたら食べ頃になります。
食べやすい大きさに切り、お皿に盛り付けて、その上からかつお節をかけると美味しいです。
春キャベツと桜えびのパスタのレシピ
味のアクセントににんにくと鷹の爪を使って、ペペロンチーノにしてみましょう。
材料
- 春キャベツ・・2枚分
- 桜えび・・8~10g
- パスタ・・200g
- にんにく・・2片
- 鷹の爪・・1/2本分
- オリーブオイル・・大さじ2杯
- 塩、ブラックペッパー・・適量
作り方
- 春キャベツは食べやすい大きさに切り、にんにくは1片をみじん切り、もう1片は薄くスライス、鷹の爪は輪切りにしましょう。
- 大き目の鍋にお湯を沸かして、パスタを塩ゆでにしますが、使用するパスタによってゆで時間が異なっています。
- その時間よりも1分早めに取り上げるのがポイントです。
- 1を準備している最中に、フライパンを弱火で加熱し、オリーブオイル、鷹の爪、にんにくを入れて炒めましょう。
- それぞれの香りを引き立たせる作業になりますが、材料が焦げ付かないよう、しっかりと混ぜながら炒めてください。
- 炒めている材料が色づいてきたら、パスタのゆで汁をお玉1杯フライパンに入れ、水分が無くなったら春キャベツと桜えびを入れて軽く炒めます。
- フライパンに茹で上がったパスタを入れ、ほかの材料とよく混ぜ合わせたら、塩とブラックペッパーで味付けをしたら完成です。
鷹の爪やにんにくが入っているので、味付けの際は塩やブラックペッパーは少なめに加え、味見をして調節しましょう。
夏に旬を迎える野菜を使った簡単レシピ
夏が旬の野菜は、オクラ、ゴーヤ、ししとう、トマト、ピーマン、きゅうりなどがあり、暑いい夏を乗り切るには欠かせません。
夏野菜いっぱいのキーマカレーのレシピ
たくさんの夏野菜を使って、美味しいキーマカレーが作れます。
使う野菜は、好みによって変えても良いですし、お気に入りの野菜を加えるのも良いでしょう。
材料
- たまねぎ・・50g
- なす・・30g
- ズッキーニ・・30g
- パプリカ・・30g
- トマト・・小さめを1個
- 生姜・・5g
- 合いびき肉・・100g
- 市販のカレールー・・30g
- 水・・1カップ
- サラダ油、塩、こしょうそれぞれ適量です。
作り方
- たまねぎ、にんにく、生姜は細かくみじん切りにし、この他の野菜は1cm角になるよう切りましょう。
- トマトは湯むきしてから切ってください。
- フライパンサラダ油を敷き、にんにくと生姜を入れて弱火で炒めて香りを引き出します。
- この中に合いびき肉を入れて色が付くまで炒め、たまねぎ、なす、ズッキーニ、パプリカの順に加えて炒めましょう。
- あらかじめ切っておいたトマトを半分加えて軽めに炒め、水を入れましょう。
- 沸いてきたら火を弱めて6分程度さらに煮ます。
- カレールー加えて溶かしたら、汁が少なくなるまで煮込み、残り半分のトマトを入れて軽目に煮てください。
- 最後に塩、こしょうを適量加えたら出来上がりです。
白ごはんにはもちろん合いますが、雑穀米にかけるのもおすすめです。
秋に旬を迎える野菜を使った簡単レシピ
秋に旬を迎える野菜は、なす、かぼちゃ、さつまいも、キノコ類などがあります。
かぼちゃの煮物のレシピ
かぼちゃを使った料理の定番レシピで、豊富なベータカロテンやビタミン類が含まれているので、免疫力を上げて風邪を予防しましょう。
材料
- かぼちゃ・・1/4個
- だし汁・・1カップと半分
- 砂糖・・大さじ2杯と半分
- 薄口しょうゆ・・大さじ1杯と1/3杯
- 酒・・大さじ1杯
作り方
- かぼちゃの中身(種とわた)をきれいに取り除き、皮が付いた状態のまま、適度な大きさにくし切りし、さらに食べやすいサイズに切ります。
- 切ったかぼちゃ全部入る大きさの鍋を用意しておき、その中にかぼちゃとだし汁を入れてから火を点けましょう。
- 鍋の中身が沸いてきたら、砂糖、薄口しょうゆ、酒を加えたら落しフタをし、さらに中火で煮ましょう。
- かぼちゃが鍋に焦げ付かないよう火力を調節し、竹串を刺した時に身が柔らかくなったら、軽く煮て完成です。
冬に旬を迎える野菜を使った簡単レシピ
冬が旬の野菜には、白菜、大根、春菊、長ネギなどがあり、鍋料理に必要なものばかりです。
ブロッコリーとエビのオイスターソース炒めのレシピ
材料
- ブロッコリー・・1個
- 冷凍むきえび・・150g
- にんにく・・1片
- 塩、こしょう・・適量
- ごま油・・小さじ2杯
- 調味料・・鶏がらスープの素小さじ1杯
- 酒大さじ2杯
- オイスターソース大さじ1杯
作り方
- ブロッコリーは小さく切り分け、にんにくをみじん切りにしておきましょう。
- 冷凍むきえびを解凍したら水気を拭き取り、塩こしょうで下味を付けます。
- フライパンにごま油を入れてから温め、むきえびを軽めに炒めたら、にんにくを加えてさらに炒めたら、ブロッコリーを入れて炒めましょう。
- 火が通たら調味料を加え、塩こしょうをしたら軽く蒸し焼きにして完成です。
ブロッコリーの茎は余ってしまいますが、食べやすい大きさに薄切りし、軽く茹でてから一緒に炒めると無駄がありません。
房の部分よりも、茎の方が栄養素が多く含まれているので、どんどん食べた方が体にも良く、健康的です。